「相手の欠点も受け入れて」 L.i.c.

あるクリスチャンの婦人が、アルコール依存症の夫と離婚しました。
彼女は、良い環境で子どもを育てるためにも、それは十分正当なことだと自負していました。

ところがあるとき、「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべてのことについて、感謝しなさい。」(1テサロニケ5:16〜18)という聖書のみことばが目に留まりました。
そのみことばを実行してみると、以前の夫との苦々しい思い出がよみがえってきましたが、彼女はそのことも神様に感謝するようにしました。

たびたびそんなことを続けていましたが、ある日彼女が祈っていると、聖霊様からの悟りが心深くに訪れ、彼女の目から涙があふれました。

「主よ。私は長年夫を憎み、それで正しいと思っていました。でも主よ、私は今、あなたがこの夫と出会わせてくださったことを感謝します」

それから彼女は、いっそう愛と喜びで満たされるようになり、以前の自己憐憫や憂鬱な気持ちから解放されていきました。
するとどうでしょう。
別れた夫が不思議な導きでキリストを信じ、15年間も苦しめられたアルコール中毒からも解放されたことを知りました。
その後、2人は新しい夫婦として共に生きることを誓い、再スタートしたのです。

配偶者の欠点を受け入れ、愛することは容易ではありません。
しかし、もし私たちが自分自身の愛のなさを勇気を持って認め、神様の前に夫婦の問題を差し出していくなら、神様は真実にこたえ、問題解決への道を開いてくださるのです。

「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべてのことについて、感謝しなさい。」(1テサロニケ5:16〜18)

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