イギリスで「孤児たちの父」と呼ばれたジョージ・ミュラーは、
５万回も祈りが答えられたと言われています。
当時、産業革命によって多くの貧困家庭の孤児たちが路頭にさまよっているのを見て、
ミュラーは孤児たちを養いたいと願い始めました。
そして「みなしごの父、やもめのさばき人は聖なる住まいにおられる神」（聖書／詩篇68：5）という
聖書のみことばが与えられ、天の神様が必ず孤児たちを養ってくださると確信し、働きを始めたのです。
ある暴雨で荒れた次の日の朝、
孤児院には食べ物が何も残っていませんでした。
それでもミュラーは、400人の孤児たちと一緒に空の食卓に座りました。
そして手を取り合って、天のお父様が必ず食事を用意してくださることを信じ、
食事の祈りをささげたのです。
するとどうでしょう。
祈りが終わった時、一代の馬車が孤児院の前に止まり、門が叩かれました。
その馬車には、焼きたてのパンと新鮮な牛乳が積まれていたのです。
それらは、近隣の工場で従業員の野遊会が行われるために注文したものでしたが、
暴雨のためにキャンセルされ、孤児院へと送られてきたのです。
「あなたがたがわたしにとどまり、わたしのことばがあなたがたにとどまるなら、
何でもあなたがたのほしいものを求めなさい。
そうすれば、あなたがたのためにそれがかなえられます」（聖書／ヨハネ15：7）
求める時には、このみことばにあるように、まずみことばの約束を握りましょう。
それから、大胆に、天のお父さんを信じて求めましょう。
ジョージ・ミュラーのように、５万回祈りが答えられることを体験していきましょう。
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