「助けの御手に守られて」 L.i.C

インドネシアのジャングルにある小さな町から、
さらに150キロも離れた村に、一人の宣教師がいました。
彼は毎月一回、巡回伝道に出かけていました。

オートバイで行くその道は、途中から原生林を切り開いただけの、
赤土のでこぼこ道になっていました。

川を渡るときは小さな渡し船にオートバイごと乗り込み、
向こう岸に着くとまた一路赤土の道を走り続け、
お尻が痛くなった頃、ようやく目的地に着くという状況でした。

いつものように巡回伝道に行った帰りのことです。
スコールに遭い、雨がやむのを待って、
気をつけながらゆっくりとオートバイを進めました。

しかし切り開かれた原野はぬかるみに変わっており、
車輪に泥がからみつき始めました。
そしてついにチェーンが切れ、オートバイは完全に動かなくなってしまったのです。
あたりには一軒の家もなく、なおす手立てもありません。
「しまった」と思っても後の祭りです。

彼は困り果て、「ああ主よ、助けてください。先はまだ長いのです」と、
立ち尽くしたまま叫ぶように祈りました。

するとその時、後方から一台の自転車がやって来て、
オートバイの横を通り過ぎて行こうとしました。

祈ったとたんに自転車が通りかかったことに驚いた彼は、
これは祈りの応えだと信じてあわてて自転車の男を呼び止め、
チェーンが切れて困っていることを告げました。

男はしばらく考え込んでいたかと思うと、
「鍵は家にいる家内が持っているんだよなぁ……」
と言いながら、しぶしぶ自転車の荷台に積んである木箱の錠前を壊してふたを開けました。

何と中には、切れたチェーンを直すのに必要な道具がすべて入っていました。

その男は大工だったのです。

神様は、いつも私たちに助けの手を差し伸べようと待ちかまえておられるお方です。

今日は、どんなことでも真っ先に神様に助けを求めましょう。

「そこで、私たちは確信に満ちてこう言います。
『主は私の助け手です。私は恐れません。人間が、私に対して何ができましょう。』」
(聖書/ヘブル13:6)

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