知性を育てるためには、絶えず質問し、考えなければなりません。
質問をしなければ学ぶことはできません。気になることがなければ、どんなことも知ることができないのです。
パウロも、ダマスコへ行く道で復活されたイエス・キリストに出会った時、
「主よ。あなたはどなたですか」
と尋ねました。
するとイエス様は
「わたしは、あなたが迫害しているイエスである」
と答えられました。
使徒の働き22章では、パウロが
「主よ。私はどうしたらよいのでしょうか」
と尋ねています。
すると主は
「ダマスコに行きなさい。あなたがするように決められていることはみな、そこで告げられる」と言われました。
神様との質問と返答は、何かを知ろうとするために大切なやりとりなのです
神様からのみことばも、質問をする時に与えられます。
インドのマヘシ・チャプラ牧師もそうでした。
彼は、ヒンズー教について熱心に学びましたが、満足を得られませんでした。
そんな中、宣教師からもらった新約聖書を読み、少しずつイエス様について関心を持つようになったのです。
「主よ。あなたは本当に真理なのですか。啓示を与えてください」
と質問を投げかけました。
すると、夢にイエス様が現れたのです。イエス様は、彼に愛に満ちた声で話しかけられました。夢から覚めた後、チャプラ師は完全に変えられていました。
イエス様に出会った喜びで満たされ、周囲の反対を押し切り、牧師になると決心したのでした。
神様は、尋ねる者に答えてくださいます。
「人は心に自分の道を思い巡らす。しかし、その人の歩みを確かなものにするのは主である」（聖書・箴言16：9）
～新しい自分にであうための８つの習慣～より
今日はいろんなことを神様に質問しちゃいましょう。