羊飼いの祈りとは、詩篇23篇を黙想しながらささげる祈りです。
まず「主は、私の羊飼い」と告白しながら祈り始めましょう。
なぜ詩篇23篇は、神様とｸﾘｽﾁｬﾝの関係を、羊飼いと羊の関係に例えたのでしょうか。
それは羊飼いがいなくては羊は生きられないことを教えるためでした。
羊は一般的に、次のような性質を持っています。
方向感覚がなく、自分を自分で守ることができません。そのため、羊飼いがいなければ死ぬしかないのです。
また、一度自分の毛にすべって転び、倒れて仰向けになると、自分の足で立ち上がることができないので、大方はそのまま死んでしまいます。
そして、羊は臆病です。そのため、怖いと思う場所では横になろうともしません。
また羊は、がんこで自分の意思を貫こうとします。このような性質を持っているので、羊が羊飼いによく従うなら生きられますが、従わなければ死んでしまうのです。
このように祈りましょう。「ああ、主よ、私は羊のような者です。私は『羊のように、自分勝手な道に向かっていました』（ｲｻﾞﾔ53：6）。このような私を救ってくださり、愛してくださったことを感謝いたします」
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