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聖書:使徒の働き 23:23 〜 35(新改訳2017)
23 それから千人隊長は二人の百人隊長を呼び、「今夜九時、カイサリアに向けて出発できるように、歩兵二百人、騎兵七十人、槍 そうへい 兵二百人を用意せよ」と命じた。
24 また、パウロを乗せて無事に総督フェリクスのもとに送り届けるように、馬の用意もさせた。
25 そして、次のような文面の手紙を書いた。
26 「クラウディウス・リシア、謹 つつし んで総督フェリクス閣下にごあいさつ申し上げます。
27 この男がユダヤ人たちに捕らえられ、まさに殺されようとしていたときに、私は兵士たちを率いて行って彼を救い出しました。ローマ市民であることが分かったからです。
28 そして、ユダヤ人たちが彼を訴えている理由を知ろうと思い、彼を彼らの最高法院に連れて行きました。
29 ところが、彼が訴えられているのは、ユダヤ人の律法に関する問題のためで、死刑や投獄に当たる罪はないことが分かりました。
30 しかし、この者に対する陰謀があるという情報を得ましたので、私はただちに彼を閣下のもとにお送りします。なお、訴えている者たちには、彼のことを閣下の前で訴えるように命じておきました。」
31 そこで、兵士たちは命じられたとおりにパウロを引き取り、夜のうちにアンティパトリスまで連れて行き、
32 翌日、騎兵たちにパウロの護送を任せて、兵営に帰った。
33 騎兵たちはカイサリアに到着すると、総督に手紙を手渡して、パウロを引き合わせた。
34 総督は手紙を読んでから、パウロにどの州の者かと尋ね、キリキア出身であることを知って、
35 「おまえを訴える者たちが来たときに、よく聞くことにしよう」と言った。そして、ヘロデの建てた官邸に彼を保護しておくように命じた。