「限界を設けるな」 今井直喜(京都中央チャペル牧師)

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聖書:イザヤ書 56:1~12(新改訳2017)


1 はこう言われる。「公正を守り、正義を行え。わたしの救いが来るのは近いからだ。わたしの義が現れるのも。」

2 幸いなことよ。安息日を守って、これを汚さず、どんな悪事からもその手を守る人は。このように行う人、このことを堅く保つ人の子は。

3 に連なる異国の民は言ってはならない。「はきっと、私をその民から切り離される」と。宦官も言ってはならない。「ああ、私は枯れ木だ」と。

4 なぜなら、がこう言われるからだ。「わたしの安息日を守り、わたしの喜ぶことを選び、わたしの契約を堅く保つ宦官たちには、

5 わたしの家、わたしの城壁の内で、息子、娘にもまさる記念の名を与え、絶えることのない永遠の名を与える。

6 また、に連なって主に仕え、の名を愛して、そのしもべとなった異国の民が、みな安息日を守ってこれを汚さず、わたしの契約を堅く保つなら、

7 わたしの聖なる山に来させて、わたしの祈りの家で彼らを楽しませる。彼らの全焼のささげ物やいけにえは、わたしの祭壇の上で受け入れられる。なぜならわたしの家は、あらゆる民の祈りの家と呼ばれるからだ。

8 ──イスラエルの散らされた者たちを集める方、である主のことば──すでに集められた者たちに、わたしはさらに集めて加える。」

9 野のすべての獣よ。やって来て貪り食うがよい。林の中のすべての獣も。

10 神の見張り人は目が見えず、みな何も知らない。彼らはみな口のきけない犬、ほえることもできない。あえいで、横になり、眠りを貪る。

11 この犬どもは貪欲で、足ることを知らない。彼らは牧者なのに、悟ることがない。だれもがみな、自分勝手な道に向かって行く。一人残らず、自分の利得に。

12 「やって来い。ぶどう酒を持って来るから、強い酒を浴びるほど飲もう。明日も今日と同じだろう。もっと、すばらしいかもしれない。」