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聖書:ヤコブの手紙 2:14〜26(新改訳2017)
14 私の兄弟たち。だれかが自分には信仰があると言っても、その人に行いがないなら、何の役に立つでしょうか。そのような信仰がその人を救うことができるでしょうか。
15 兄弟か姉妹に着る物がなく、毎日の食べ物にも事欠いているようなときに、
16 あなたがたのうちのだれかが、その人たちに、「安心して行きなさい。温まりなさい。満腹になるまで食べなさい」と言っても、からだに必要な物を与えなければ、何の役に立つでしょう。
17 同じように、信仰も行いが伴わないなら、それだけでは死んだものです。
18 しかし、「ある人には信仰があるが、ほかの人には行いがあります」と言う人がいるでしょう。行いのないあなたの信仰を私に見せてください。私は行いによって、自分の信仰をあなたに見せてあげます。
19 あなたは、神は唯一だと信じています。立派なことです。ですが、悪霊どもも信じて、身震いしています。
20 ああ愚かな人よ。あなたは、行いのない信仰が無益なことを知りたいのですか。
21 私たちの父アブラハムは、その子イサクを祭壇に献げたとき、行いによって義と認められたではありませんか。
22 あなたが見ているとおり、信仰がその行いとともに働き、信仰は行いによって完成されました。
23 「アブラハムは神を信じた。それで、それが彼の義と認められた」という聖書のことばが実現し、彼は神の友と呼ばれたのです。
24 人は行いによって義と認められるのであって、信仰だけによるのではないことが分かるでしょう。
25 同じように遊女ラハブも、使者たちを招き入れ、別の道から送り出したので、その行いによって義と認められたではありませんか。
26 からだが霊を欠いては死んでいるのと同じように、信仰も行いを欠いては死んでいるのです。