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聖書:歴代誌第二24:1〜14((新改訳2017)
1 ヨアシュは七歳で王となり、エルサレムで四十年間、王であった。彼の母の名はツィブヤといい、ベエル・シェバ出身であった。
2 ヨアシュは、祭司エホヤダが生きている間は、主の目にかなうことを行った。
3 エホヤダは彼に二人の妻を迎えさせた。息子たちと娘たちが彼に生まれた。
4 その後のことであった。ヨアシュは主の宮を新しくすることを志し、
5 祭司とレビ人を集めて、彼らに言った。「ユダの町々へ出て行き、あなたがたの神の宮を毎年修繕するために、全イスラエルから金を集めて来なさい。あなたがたは急いでそのことをしなければならない。」ところが、レビ人は急がなかった。
6 そこで王は、かしらであるエホヤダを呼んで、彼に言った。「なぜあなたはレビ人に要求して、主のしもべモーセとイスラエルの会衆があかしの天幕のために定めた税金を、ユダとエルサレムから持って来させないのですか。」
7 それは、悪女アタルヤとその子らが、神の宮に押し入り、主の宮の聖なるものをすべてバアルの神々のために用いていたからである。
8 王が命令すると、人々は一つの箱を作り、それを主の宮の門の外側に置いた。
9 彼らは、神のしもべモーセが荒野でイスラエルに定めた税金を主のもとに持って来るように、ユダとエルサレムに布告した。
10 すべての首長たちとすべての民は喜んでそれを持って来て、あふれるまで箱に投げ入れた。
11 その箱がレビ人によって王の役所に運ばれるたびに、多くの金額があることが確認されると、王の書記と祭司のかしらに仕える管理人が来て箱を空にした。そして、それを持って行って元の場所に戻した。彼らは毎日このように行い、多くの献金を集めた。
12 王とエホヤダは、これを主の宮の奉仕の働きをする者に渡した。彼らは、主の宮を新しくするために石切り工と大工を雇い、さらに、主の宮を修繕するために鉄と青銅の職人を雇った。
13 仕事をする者は仕事をし、彼らの手によって修復作業が進んだ。彼らは、神の宮を元のとおりに建て、これを補強した。
14 工事が終わると、彼らは残った金を王とエホヤダの前に持って来た。その金で、主の宮の用具、すなわち、儀式や全焼のささげ物の用具、深皿、金銀の器が作られた。エホヤダが生きている間、主の宮では絶えず全焼のささげ物が献げられた。