「神の意志をくつがえすことはできない」 松田健太郎(クロスロード・インターナショナル教会牧師)

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旧約聖書:民数記 23:13~26


13 バラクは彼に言った。「では、私と一緒に彼らを見ることができる別の場所へ行ってください。その一部を見るだけで、全体を見ることはできませんが。そこから私のために彼らに呪いをかけてください。」

14 バラクはバラムを、セデ・ツォフィムのピスガの頂に連れて行き、そこで七つの祭壇を築き、どの祭壇にも雄牛一頭と雄羊一匹を献げた。

15 バラムはバラクに言った。「あなたはここで、自分の全焼のささげ物のそばに立っていてください。私はあちらで主にお会いします。」

16 はバラムに会い、その口にことばを置き、そして言われた。「バラクのところに帰って、こう告げなければならない。」

17 それで、彼はバラクのところに帰った。すると、彼はモアブの長たちと一緒に、自分の全焼のささげ物のそばに立っていた。バラクは言った。「は何をお告げになりましたか。」

18 バラムは彼の詩のことばを口にして言った。「立て、バラクよ。そして聞け。私に耳を傾けよ。ツィポルの子よ。

19 神は人ではないから、偽りを言うことがない。人の子ではないから、悔いることがない。神が仰せられたら、実行されないだろうか。語られたら、成し遂げられないだろうか。

20 見よ、私は、祝福せよとの命を受けた。神が祝福されたのだ。私はそれをくつがえすことはできない。

21 ヤコブの中に不法は見出されず、イスラエルの中に邪悪さは見られない。彼らの神、は彼らとともにおられ、王をたたえる声が彼らの中にある。

22 彼らをエジプトから導き出された神は、彼らにとって野牛の角のようだ。

23 まことに、ヤコブのうちにまじないはなく、イスラエルのうちに占いはない。神が何をなさるかは、時に応じてヤコブに、すなわちイスラエルに告げられる。

24 見よ、一つの民を。それは雌獅子のように起き上がり、雄獅子のように身を持ち上げ、休むことはない。獲物を食らい、殺されたものの血を飲むまでは。」

25 バラクはバラムに言った。「彼らに呪いをかけることも祝福することも、決してしないでください。」

26 バラムはバラクに答えた。「私は、が告げられることはみな、しなければならない、とあなたに言ったではありませんか。