私たちは、小さな感謝が大きな幸せをもたらすという事実を忘れて生きている。
三番目に、感謝できない理由は「心配」である。
人が心配する内容のうち90%は、すでに過ぎてしまった過去や、まだ起きていない未来に関することだという。
わずか10%のみが、現在に関することである。
ある日、娘がひときわ競争率の高い外国語高校の入試を受けたが、うまくできなかったと、心配そうな顔つきで帰ってきた。
「ハヨン。入試で落ちても神様のみこころだ。祈る心で結果を受け止めよう」
娘は、少し心が落ち着いたのか「もし落ちても感謝できるような気がします。ゆだねて待つことにします」と言った。
何日か後、心の準備をしっかりしていたが、感謝なことに合格者リストに娘の名前が入っていた。
ところが、飛び上がって喜んで感激していたのもつかの間、娘は数日後、再びため息をついて心配を始めた。
「秀才たちが集まる外国語高校に行ったら、勉強のできる人ばかり。ついて行けるかな」･･･
人生の中で、心配事があるたびに心の重荷を神様に任せるのは、思ったほど簡単なことではない。
しかし聖書は、私たちに「心配するな」と教えている。
心に心配が忍び込み頭をもたげるとき、私たちは感謝をもって願わなければならない。
「･･･あらゆるばあいに、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。」(聖書/ピリピ4:6)
感謝をもってささげる祈りとは、過去に受けた恵みと、現在与えられているすべての祝福、さらには現在のつらい状況まで、すべてが益となることを見越して、未来まで先取りして感謝することである。
あるもので十分だと考え、他人と比較せず、心配の代わりに感謝をもって願う人の心には、欲望や比較や心配の種が育つことはない。
欲望・比較・心配
ﾊﾞｲﾊﾞｲ!(￣▽￣)ﾉ~~
～一生感謝～より
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