人間関係の中で傷ついた時、その傷を隠したり、平気なふりをし続けてはなりません。
そうすると、心のキズが処理されずに残り、生きるパワーが弱くなってしまうのです。
では、傷ついた時にはどうすればよいでしょう。
1.まず、傷ついたことを認める。
キズを見ないようにするのではなく、悲しい時や怒りを覚えた時は、それを認めましょう。
2.簡単に処理せず、忍耐してその出来事に向き合う。
キズが痛むので、私たちはあまりそのことを考えたくありません。しかし、だからと言って、あまり考えもせずに人のせいにしたり、「自分がいけないんだ」と結論づけないようにしましょう。この問題を神様の前に差し出し、吟味しましょう。
3.傷つけた相手、もしくは自分自身を赦しましょう。
自分の感情をありのまま、神様の前に差し出しましょう。そして、相手が間違っていたならそれを認め、さらにそのことを赦します。自分が間違ってしまったなら、そのことを認めて、自分を赦しましょう。
この決断が、キズの解毒作業に当たります。
赦すとは、相手に復讐できる権利を永遠に放棄することです。
「この人のせいでこうなった」と言い続けていると、自分の人生の主役がその人に乗っ取られてしまいます。
自分自身のために、赦すという決断をしましょう。
そこから、自分が主役の人生が始まります。
自分自身が神様に先に赦していただいているのですから、その赦しを受け取り、周りの人にも同じようにしましょう。
「互いに忍び合い、だれかがほかの人に不満を抱くことがあっても、互いに赦し合いなさい。主があなたがたを赦してくださったように、あなたがたもそうしなさい」(聖書/コロサイ3:13)
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