６歳の男の子ディラン君は、難病のお友だちジョナくんの病気が
早く治って元気になって欲しいと願っていました。
しかしジョナくんの病気は、難病で研究費がかかるために、
研究が進まないということでした。
それを聞いたディラン君は治療の研究費を集めるために何かしたいと思い、
両親に相談をしました。
両親は「レモネードを売ってみたら？」と提案しましたが、ディラン君は
『Chocolate Bar （チョコレートバー）』という絵本を描いて売ると言い出しました。
ふたりの間で「chocolate bar！」というのは、「最高！」という意味なのです。
「一緒にディズニーランドに行けたら、チョコレートバーだね」
「一緒にスイミングができたら、チョコレートバーなんだけど」
など、二人で一緒にしたいことが、たくさん描かれています。
そして、最後に「僕は友達を助けたい。それはサイコーのチョコレートバーだ」とありました。
バザーで売り始めたこの絵本『Chocolate Bar （チョコレートバー）』は、
うわさになり瞬く間に世界に広まりました。
そして現在までに75万ドル（約7700万円）の募金が集まりました。
目標額の１億円まであと少しだそうです。
ディラン君のお友達を思う気持ちが、みんなの心を動かしたのです。
この出来事はディラン君とジョナ君にとって、励ましと希望と、
そして生きていく上での大きな力となったことでしょう。
そして、それを聞いた人々にも、勇気を与えました
「悲しむ者は幸いです。その人たちは慰められるから。」（聖書/マタイ5：4）
私たちにはいろんな悲しい出来事が、おこるかもしれません。
けれども神様は、その出来事の中に働らかれ、
慰めと奇跡を見せてくださるのです。
悲しい出来事もチョッコレートバー！
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◆人は幼時にどのような影響を受けたかによって、
その人の将来が決まると言われています。
幼い時に感謝を学び、感謝する人生を歩むなら、
まちがいなくその人は歴史をかがやかせる人物となるでしょう。
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