「今を生きる」 L.i.C

現実がうまくいかなかったり、辛いことがあったりすると、
人は何らかの方法で現実から逃避してしまうものです。

それが空しいことであると知りながら、現在のこの瞬間から逃げて、
過去の栄光や未来の期待に生きようとするのです。

大切なことは、もう戻らない過去や、手の届かない未来に心を置くのではなく、
今、現在を生きることではないでしょうか。
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「人生の秘密」 L.i.C

幸せはどこから来るのだろうか。

幸せについての著述を見ると、
幸福感を大きくする共通の方法は「意識的な感謝」だと書いてある。

シュバイツァーは、感謝を「人生の秘密」であると言い、次のように語っている。

「人生で一番すてきな働きは、すべてのことについて感謝することである。
これを会得した人は、人生の意味を知る人である。
このような人は、人生の神秘をすべて見抜いている。
人生の神秘とは、すべてのことについて感謝することである」
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「三つの願い」 L.i.C

ある人のところに天使がやって来て、
3つの願いをかなえてあげようと言った。
男はさんざん迷ったあげく、
横で小言を言っている妻を見てこのように言った。

「この妻を連れていって、新しい良い妻を与えてください」

願い通り、妻は亡くなった。
葬式の弔問に来た人たちが、
死んだ妻が人知れずしていた善行をあれこれ話し始めた。
するとこの人は、自分の妻が良い人だったと知り、
2番目の願いをした。
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「何かをしてもしなくても」 L.i.C

ヘンリー・ナーウェンは、20年間にわたって、
アメリカのノートルダム大学やエール大学、ハーバード大学で、
神学部の教授として活躍していました。
しかし、50代を過ぎてから、彼はこのような疑問を感じるようになりました。

「年を重ねるに従って、私はよりイエス様に近づいたのだろうか?」

彼はいつの間にか目先の問題に心を奪われ、祈りが貧しくなり、
心が死んでいる状態であることに気づきました。

「神様、私はどこへ行くべきですか。
あなたが望んでおられることを教えてください」

神様は彼に、カナダのトロントにある知的障害者のための施設に
行くようにと示されたのです。
彼がそこに行って経験したことは、
彼自身の著書『イエスの御名で』の中に書かれています。
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「古い自分は過ぎ去った!」 L.i.C

私の職場の友人の話です。

彼女はある時、とても大きなプロジェクトの責任者に抜擢されました。
彼女は恐れました。
なぜなら、以前働いていた職場でも責任者として働いたことがあったのですが、
気負いすぎたためかうまくいかず、
仕事も人間関係も失敗してしまった経験があったのです。

「今度も失敗するのではないか」という恐れに縛られて、
彼女は毎日苦しくてたまりませんでした。
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