「ほめ言葉の大切さ」 L.i.C

1800年代のはじめ、デンマークに、人より文章力が劣っている子がいました。
この子は、11歳になってやっと「文章のようなもの」を書いて周りの人に見せましたが、ばかにされました。
あるおばさんは「あなたの書いたものを読むくらいなら、ほかのことをすれば良かった」とさえ言いました。

ところが、失望して帰って来たその子に、母親は花のつぼみを見せながらこう言いました。
「あなたの文章は、まだつぼみになっていないね。しかし、いつかはつぼみになり、花を咲かせるから心配しないで」

この子は、後に偉大な作家となったアンデルセンでした。
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「言葉にしよう」 L.i.C

心に描いたなら、今度はそれを言葉にしてみましょう。
言葉には、このような力があります。

1.言葉は創造的なもの
神様は「光あれ」と、言葉によってこの世界を造られました。
神様の言葉には遠く及ばないかもしれませんが、人間の言葉にも創造力があります。
否定的な言葉を発すれば、否定的な結果が創造されます。
肯定的な言葉を発すれば、肯定的な結果が創造されるのです。
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「心に描こう」 L.i.C

夢はどこから始まるでしょう。
まずは、心に思い描くことからすべてが始まるのではないでしょうか。

心に描くのは、だれにも妨げられることなく、自由にできることです。
もちろん、だれにも迷惑をかけません。
夢を持つことが、どれほどすばらしいかを5つ上げてみましょう。
1.夢は、人生に確かな目標を持たせる
夢は私たちの人生を導く羅針盤のようなものです。
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「与えられた特権」 L.i.C

昔、イギリスの青年が、アメリカに行きたいと思い、お金を貯めてやっと船のチケットを買いました。
しかし、もうお金はほとんど残っていません。彼は航海中に食べる食物を買い込み、レストランで食事をしないことにしました。
ところがまだアメリカに着かないうちに、買った食事はすべてなくなってしまったのです。彼は困り果てた末、残り物を分けてもらえないかとレストランに行きました。
彼から話を聞いたレストランの人は「チケットを見せていただけますか?」と尋ねました。
彼がチケットを見せると、レストランの人はこう言ったのです。
「このチケットは、レストランの食事も含まれたものですよ。このチケットを持っていれば、いつでも、好きなだけレストランで食べられるのです」
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「食べ物よりも大切なもの」 L.i.C

「この希望は失望に終わることがありません。なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです。」(聖書・ローマ5:5)

ビクトール・フランクルは、自らのアウシュビッツ収容所(ユダヤ人虐殺)の体験から

収容所では様々な「選抜」が行われた。ガス室に送られるか、あるいはどの収容所に移されるかは、ちょっとした偶然で決まった。

先が見えない中、収容所ではクリスマスに解放されるとのうわさが広まった。しかしそれが裏切られると、急に力つきてしまう人が多かった。
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