1800年代のはじめ、デンマークに、人より文章力が劣っている子がいました。
この子は、11歳になってやっと「文章のようなもの」を書いて周りの人に見せましたが、ばかにされました。
あるおばさんは「あなたの書いたものを読むくらいなら、ほかのことをすれば良かった」とさえ言いました。
ところが、失望して帰って来たその子に、母親は花のつぼみを見せながらこう言いました。
「あなたの文章は、まだつぼみになっていないね。しかし、いつかはつぼみになり、花を咲かせるから心配しないで」
この子は、後に偉大な作家となったアンデルセンでした。
“「ほめ言葉の大切さ」 L.i.C” の続きを読む