あるパーティーの席上で客の一人が何気なく言った一言は、
非常に気が利いていました。
それを偶然聞いていた男性がつかつかとその客に近寄るとこういったのです。
「いまのセリフを次の私の映画に使わせていただけませんか」
「どうぞどうぞ」その男性はこう尋ねました。
「では遠慮なく使わせていただくとして、
あなたにいくらお支払いしたらよいのでしょうか」
この男性とは喜劇王チャップリンでした。
私たちはさまざまなものに価値を見出しますが、
日本人はどうも目に見えないものへの評価が欧米人に比べて低いかもしれません。
“「見えるものより見えないもの」 L.i.C” の続きを読む