「汝の敵を愛する愛」 L.i.C

第二次世界大戦から多くの年月が過ぎました。
敗戦の大きな痛手から日本が立ち直れた奇蹟の背後には、
当時の中国の指導者であった蒋介石の温情がありました。
それは「汝の敵を愛する愛」だったのです。

彼は日本軍の残虐な行為をつぶさに見て来て、彼自身も何度も危険な目にあい、
日本に対して激しい恨みを持ったとしても当然でした。
しかし戦争が終わり、蒋介石氏は戦勝国、
中国の総統として戦後処理の権限を握りましたが「汝の敵を愛せよ」のことばに立ち、
敵国日本に対するまれに見る寛大な処置を実現させたのです。
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「絶望から救ったものは?」 L.i.C

日本を代表するクリスチャンで、
世界的に偉人と言われる人物としては賀川豊彦を挙げることができます。

賀川豊彦はいつも学校で「妾の子、妾の子」と馬鹿にされながら育ちました。

そんな賀川は15歳のとき、東京に上京して昼は印刷屋のお掃除をし、夜は勉強しました。
彼は未来を夢見ていたのです。

しかし、21歳の時、絶望状況に陥りました。
肺病が悪化し、吐血が続き、医者から「もう手遅れです」と言われ、見捨てられたのです。
死の宣告を受けたので絶望しました。
彼は寝床で寝たまま人の迷惑になるよりは自殺を選ぼうとしました。

しかし彼は数年前に宣教師から福音を聞き、イエス様を受け入れていましたから、
神様のみことばを思い出したのです。
「イエス様は裏切られて過酷な苦しみを受けたとき、自殺を考えただろうか?
いや。イエス様は最後まで希望を捨てなかったではないか!
あの十字架に架けられたときも、ご自分の前に置かれた喜びのゆえに、
十字架のはずかしめをも耐え忍ばれたではないか!
イエス様は『わたしはよみがえりであり、いのちです』と
挫折と絶望の中でも『復活の希望を持て!』と訴えておられるではないか!
そうだ。そうに違いない!」。
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