「神様は大金持ち」 L.i.C

>ダラス神学校は、1924年ごろ、借金ゆえに廃校の危機にさらされていました。
学校の設立者であるルイス・シェーファー博士と、志を共にする仲間たちは、
学長室のドアを閉めて祈り始めました。

その時、シェーファー博士の隣に座っていた、アイロンサイド博士がこう祈りました。
「神様、あなたはすべての山と丘、そして家畜を所有しておられる大金持ちではありませんか。
その家畜の中から、少しばかりを売って、そのお金を送ってくださり、
この学校の借金を返すことができるようにしてください。
そして、学生たちを育成し続けることができるように助けてください」

祈りが続いている間に、不思議なことが起こりました。
学校の事務室に、カウボーイハットをかぶった男性が入って来て、こう言ったのです。
「私は、ダラスのカウボーイです。今日、馬車2台分の家畜を乗せて市場で売りました。
本来、このお金は他のところに投資するつもりでした。
しかしなぜか、このお金をもっと価値あることに使わなければならない、
という思いが浮かんだのです。そこで、このお金をここに寄付することにしました」
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「つながっていよう!」 L.i.C

ある時、ニューヨークで、ケネディ元大統領夫人、
ジャクリーン・オナシスの遺品の競売がありました。
時価50万ドルの婚約指輪が259万ドルで売られ、
時価3万ドルのケネディの机は143万ドルで落札されました。
数枚の紙に過ぎないケネディ元大統領の就任の際の原稿も、
およそ13万4千ドルで売られました。

また、ピカソが鉛筆を用いて5分間デッサンした絵が、
ピカソが生活した家一軒分の値段で売られたこともありました。
アメリカが生んだ詩人、ロングフェローが、材質の悪い紙に詩を書きましたが、
その1枚の紙切れが、彼の存命中に6千ドルで売られました。

もともとの指輪や机、紙は、どこにでもあるものです。
しかし、平凡に過ぎないこれらのものも、
それが誰と関係があるかによって、驚くほどの価値が与えられるのです。
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