「敵を愛せない時は」 L.i.C

聖書は「汝の敵を愛せよ」と言います。
この教えに抵抗を感じる人も多いと思います。
敵には憎しみをもって対するのが、人間のごく普通の感情だからです。
しかし、憎しみの感情は自分にとってもマイナスになります。
「人を呪わば穴二つ」と言いますが、相手を滅ぼすかもしれないが、自分もまた滅びる。
葬る穴が二つ必要になるという意味です。
憎しみの感情は愛の感情と似て、非常に強い感情なのです。
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「愛はギブ&ギブ」 L.i.C

愛されることの少ない人は、人を愛することが少ないのです。
これを言うと反対する人もいるでしょう。
人を死ぬほど愛して失恋する人がいます。
「自分は死ぬほど愛したのに」と思うでしょう。
でもそれは少し違うのです。愛するとはひたする対象の幸せを願うことなのです。

「愛されない」ことを嘆く人は、
愛することによって「自分も愛される」という見返るを望むのです。
それは本当の愛ではないのです。愛はギブ&テイクではなく、ギブ&ギブなのです。
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「人をさばかないために」 L.i.C

他人を批判するのはけっこう楽しいものです。自分のことは棚にあげられるし、
岡目八目といって、誰でも他人の欠点には気がつくものです。
でも他人への批判はしないほうが、人生をよりよく生きる大切な極意かもしれません。
世の中には、他人のことが気になり、
善意の気持ちであれこれ批判めいたことをいう人がいます。
その人たちは批判することを悪いこととは少しも思っていません。
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