「3つの庭」 L.i.C

ある国の王様が、アルマンという家来を呼びました。
そして、自分が持っている3つの庭を見せました。
そして、アルマンに「どの庭が一番いいと思うかね?」と尋ねました。

家来は言いました。
「1つ目の庭は、あまりきれいには思えませんでした。
花はきれいに咲いていましたが、雑草が生えていて、
大理石の噴水のところどころには、土がついて汚れていました。
2つ目の庭は、1つ目の花よりもはるかに花が大きく、
そうじもよく行き届いていました。
3つ目の庭は、申し分ありません! 大きな花はよく香り、小鳥は楽しくさえずり、
どこからか音楽が聞こえてくるようでした」

すると王様は満足そうに、こう言いました。
「よく見分けたね。1つ目の庭は、奴隷にそうじをさせたのだ。
奴隷は私が怖いので、仕方なく、嫌々ながらそうじをしたのだ。
2つ目の庭は、お金を払って、よそから人を頼んでそうじをさせたのだ。
3つ目の庭は、私を心から愛している、私の家来がそうじをしたのだ。
さぁ、アルマンよ。あなたは私を心から愛する、良い家来になっておくれ」
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「今できる準備を」 L.i.C

ハドソン・テーラーは、神様から「わたしのために中国へ行きなさい」
という使命を与えられました。
彼はそれからというもの、すべての力をそこに集中させました。

たとえば、彼は中国での生活のために、屋外での運動量を増やし、
羽毛のベッドを固いマットレスに変えました。
また、食事のえり好みをしないようにしました。
中国語の勉強も始めました。
彼は妹に宛てて、このような手紙を書いています。

「5時起きを始めたので、早く寝床につかねばなりません。
中国に行くなら勉強が必要です。
わたしは行く決意を固め、できるだけの準備をしています。
ラテン語の復習をし、ギリシア語とさらにヘブル語の基本をも学び、
できるだけ広く知識を得たいと願っています。お祈り下さい」
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「あなたはとっても大切」 L.i.C

「あなたがたのうちに羊を百匹持っている人がいて、

そのうちの一匹をなくしたら、その人は九十九匹を野原に残して、

いなくなった一匹を見つけるまで捜し歩かないでしょうか。」(聖書/15:4)

神様の私たちへの愛がここに示されています。

神様は沢山いる中でも、たった一人迷い出たあなたのために全てを置いて探し回ってくださり、

見つけ喜んでくださるお方です。

ある時、
「置いておかれた99人がかわいそうじゃないですか?」

「私は、置いてかれた99人の中にいるかもしれないじゃない!!」

って言われたことがあります。

果たして、残りの99人は見捨てられたんでしょうか?

残りの99人は、愛されていないのでしょうか?
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