「獄中の奇跡」 L.i.C

日本の敗戦後、極東国際軍事裁判(1946年5月~1948年11月)、
いわゆる東京裁判が行われました。
そして、その時にたくさんの戦犯に死刑がいいわたされました。
多くの国民は戦犯に対して、冷たい態度をとりました。
そのような中、戦犯たちに心を砕いて仕えていた宣教師たちがいました。
そのうちの一人に、アイリーン・ウェブスター・スミスという女性がいました。

ある日アイリーンのところへ戦犯である西澤氏の奥さんが訪ねてきて、
彼に福音を伝えて、罪の赦しを得て、平安の中で死刑を受け、
天国で再会できるよう、導いて欲しいと頼みました。
アイリーンは西澤氏に面会を申し込み福音を伝えました。

はじめは、自分の犯してきた罪の重さゆえに、救いを受け入れることを拒んだ彼も、
「イエス・キリストの血潮はすべての罪から私たちをきよめ、神様の前に赦されない罪はない。
キリストの贖いのゆえに赦されない罪はない」ということばを聞いて、キリストを信じ受け入れ、
獄中でバプテスマを受けて救われました。それを聞いた奥さんはとても喜びました。
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「おもてなしのプレゼント」 L.i.C

「兄弟愛をいつも持っていなさい。旅人をもてなすことを忘れてはいけません。
こうして、ある人々は御使いたちを、それとは知らずにもてなしました。」
(聖書/ヘブル書13:1~2)

もうすぐクリスマス。
みなさんは、どんなクリスマスを過ごす予定でしょうか?
愛する人、家族と過ごすクリスマス?
友人達と楽しいクリスマスパーティー?
教会のゴスペルコンサート?
どれも、楽しく素敵な過ごしかたです。

けれども、今、あなたの周りを、一度見渡してみてください。
楽しく温かいクリスマスを過ごす予定が、ある人ばかりではないかもしれません。
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「愛の健康法」 L.i.C

第2次世界大戦中、多くのフィリピンの兵士たちが日本の捕虜収容所に入れられました。
粗末な食事と劣悪な環境のために、フィリピンの兵士たちが次々と死んでいきました。
しかし、病院もなく、医者も薬もない状況の中、打つ手が何もありませんでした。

そんなある日、ひどい傷を負った鳩が、鉄条網をくぐり抜けて、捕虜収容所に落ちてきました。

フィリピンの兵士たちは集まって、
この一羽の鳩をかわるがわる抱いて撫でて可愛がり、餌を与えました。
間もなく鳩は回復してパタパタと空に飛んでいきましたが、その後、奇跡が起こりました。
ハエの様に死んでいったフィリピンの兵士たちが死なないのです。
彼らは笑いを取り戻し、健康になったというのです。
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