「くちびるに祝福を」 L.i.C.

アメリカのカトリック大学の研究によれば、百年添い遂げる夫婦と破局を迎えてしまう夫婦では、それほど大きな大きな頻度の違いは見られないそうです。
しかし、一つだけ大きく違うのは、口から出る言葉です。

幸せな夫婦は、けんかをする時もお互いを傷つける言葉を控えます。
しかし、対立が激しい夫婦は、相手をナイフで刺すような言葉を使うと言うのです。

夫婦関係だけでなく、円満で幸せな対人関係の秘訣は、話し方です。
誹謗中傷、のろいの言葉や否定的な言葉を使う代わりに、称賛、祝福、激励の言葉を使う人が対人関係を円滑にします。

聖書を見ると、信仰の人々は祝福する人々でした。
ヨセフもヤコブも、モーセもダビデも、それぞれ子どもたちや民を祝福しました。
旧約時代、祭司たちの最も重要な使命の一つは、民を祝福することでした。

「彼らがわたしの名でイスラエル人のために祈るなら、わたしは彼らを祝福しよう。」(聖書/民数記6:27)

今日、私たちもこの地上で祭司としての務めが与えられています。

「あなたがたを迫害する者を祝福しなさい。祝福すべきであって、のろってはいけません。」(聖書/ローマ12:14)

私たちのくちびるを、祝福で満たして出て行きましょう。
今日、周りの人をほめ、慰め、励まして、のろいではなく、祝福の言葉を語りかけましょう。

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