「顔を輝かせよう」 L.i.C.

人間の顔には、だいたい40種類ほどの表情筋があります。
私たちはこの筋肉を使って、日々、何千通りもの表情をつくり出しています。
使わない筋肉は衰えていきますから、年齢とともに、それまで使われてきた筋肉の形に顔が定まってくることになります。
リンカーンも「40歳を過ぎたら自分の顔に責任を持つべきだ」と言いました。
これは外見で人を判断するということではなく、それまでの生き方や考え方が顔に表れているということです。

新約聖書に登場するステパノの顔は、殺される直前であったのに、天使のように輝いていました。

「議会で席に着いていた人々はみな、ステパノに目を注いだ。すると彼の顔は御使いの顔のように見えた」(聖書/使徒6:15)

私たちは目の前の状況にかかわらず、輝くことができます。
私たちが神様に顔を向ける時、神様の光を受け取って輝くことができるのです。
まず神様に顔を向け、賛美と感謝をささげましょう。
また、人を愛し、赦す時、その人の顔は輝きます。
ステパノは死ぬ直前に、「この罪を彼らに負わせないでください」と祈りました。
誰かを赦せずにいると、その憎しみや怒り、うらみが顔に表れます。
赦しは相手のためでなく、自分のために必要なのです。

今日、神様に顔を向けて感謝をささげ、人を赦し、顔を輝かせて歩みましょう。

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