ロッキー山脈には、標高3000mのところに森林限界の地帯があります。
この地帯にある木は、強い風によって木がまっすぐに育たず、曲がってひざまずいているような姿をしています。
ところが、ヴァイオリンの名器などは、この木によって作られるそうです。
この木から、共鳴度が高く、大変深みのある音を出す名器が生み出されるのです。
私たちも、日々この世の風にさらされています。
それによって私たちは、キリストに似た者へと変えられていきます。
イエス様は、人間の弱さに共鳴し、同情し、そこから助け出してくださるお方です。
「彼はいたんだ葦を折ることもなく、くすぶる燈心を消すこともなく、まことをもって公義をもたらす。彼は衰えず、くじけない。ついには、地に公義を打ち立てる」（聖書／イザヤ42：3〜4）
私たちはこのロッキー山脈にある木のように、共鳴する人生を歩んでいきましょう。
様々な困難や問題に出会うことによって変えられ、ますます神様に共鳴し、人の痛みに共鳴し、周りの人に手を差し伸べる人になることを願っていきましょう。