ある宣教師がアフリカに宣教に行き、原住民たちと共に川を渡ることになりました。
すると原住民たちは、大きな石を宣教師の胸に抱かせたのです。
そして、自分たちも大きな石を頭の上に載せたり、胸に抱いて一緒に川を渡ったのです。
宣教師はその理由が分からないまま、彼らにされるがまま、ついて行きました。
川の中間に達した時、その理由が分かりました。
水の流れが非常に強いため、石を抱いて体重を重くしなければ流されてしまうからです。
宣教師は石を抱いていたので、水の流れが強かったにもかかわらず、無事に渡り切ることができました。
私たちの人生において、様々な重い荷を担うことを神様が許されるのはなぜでしょう。
その荷を担ってこそ、その試練に打ち勝つことができるのです。
なぜなら、重荷があるから祈らざるを得ないのです！
そして祈れば神様の力を得ることができます！
神様の力があれば、その困難に打ち勝って、出て行くことができるのです。
これが、神様が私たちに重荷を下さる理由なのです。
「互いの重荷を負い合い、そのようにしてキリストの律法を全うしなさい」（聖書／ガラテヤ6：2）
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