「イサクはそこから移って、ほかの井戸を掘った。その井戸については争いがなかったので、その名をレホボテと呼んだ。そして彼は言った。『今や、主は私たちに広い所を与えて、私たちがこの地でふえるようにしてくださった。』」 (聖書/創世記26:22)
当時の人々にとって、井戸はいのちの泉です。それがあれば、人が生活することができる貴重な財産です。
どこを掘っても井戸がでるわけではありません。
掘り当てるならば一攫千金状態です。
しかし、イサクが井戸を掘るなら、必ず湧き水が見つかりました。
神様の祝福です。
私たちも同じ祝福の中に生きています。
ですから、イサクには余裕があったのです。
井戸を掘り起こすと、すぐに他の羊飼いが自分のものだと主張するので、譲ってあげました。
次の井戸も同じでした。
そして、ついに広大な土地にたどり着いたのです。
本当の勝者とは、余裕に満ちていて、負けて上げられる人なのです。
イサクは、負けてあげたので、さらに大きい土地をゲットすることができました。
強いから勝つのではなく、強いから負けてあげるのです。
勝者の余裕が、さらに大きな恵みへとつながるんです。
今日のキーフレーズ
「負けるが勝ち」