ドイツのダルムシュタットという町に、第二次大戦後、マリア福音姉妹会というプロテスタントの共同体ができました。
荒れ果てたドイツの一角に、自分たちの手で建物を建てました。女性たちの手で穴を掘り、セメントを流し込み、そしてレンガを積み上げ、建物を造り上げたのです。
その中に、ある日、土砂やセメントを運ぶトロッコが、工事中に5度も6度も脱線します。
その時、彼女たちは、これは神様からのメッセージに違いないと受け止め、仕事の手を休め、祈りの部屋に集まりました。そして、「自分たちのうちに何か悔い改めるべき罪があるのではないか？」と考え、1人ひとりが神様の前に出て、自分の内側を探っていただいたのです。
すると、それぞれが自分の中にある罪を示されたのです。「私はあの人を憎んでいた」「私はあの人を赦していなかった」「私は○○の罪を犯していました」等々・・・・。そして、皆が神様の前に悔い改め、和解すべき人々は和解しました。
すると、その後は二度と脱線することはありませんでした。
またある時は、雨のシーズンでもないのに、毎日雨が降り続きました。仕事が全く進みません。
その時も、彼女たちは、これは神様からのメッセージだと感じ、共に集まって、悔い改めをしました。すると、雨は突然止んで、仕事が再開出来るようになったのです！
今、何かものごとが上手く行かないと感じることがありますか？今、神様に悔い改めるべきところがないか、聞いてみましょう。
「あなたがたに新しい戒めを与えましょう。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい」（ヨハネ13：34）