賜物の違いについてよく理解できる、ユーモラスな例話があります。
数名の人が中華料理のレストランに行きました。
そこでウェイトレスが食事を運ぶ時、椅子にぶつかって、持っていた料理をひっくり返してしまいました。
ある人は「大丈夫ですか、けがはなかったですか」と声をかけます。
別の人は片付けを手伝い、掃除をします。
ある人は、私がウェイトレスの代わりに料理の代金を弁償しましょうと言います。
またある人は、だれがこんなところに椅子を置いたのか支配人に忠告します。
もう一人は、「そんなところに椅子があると危ないと思っていた」と言います。
最後の一人は、みんなが片付けを手際よくやるように仕切るのです。
賜物の違いは、お互いの性格の違いや、起こった出来事に対する反応、物の見方の違いに現われます。
この違いに気づかないと、自分の物の見方(基準)だけが正しいと思い込んでしまうのです。
賜物の違いに気づくことは、利己的な考えや思い込みから私たちを解放してくれます。
「何よりもまず、互いに熱心に愛し合いなさい。愛は多くの罪をおおうからです。つぶやかないで、互いに親切にもてなし合いなさい。それぞれが賜物を受けているのですから、神のさまざまな恵みの良い管理者として、その賜物を用いて、互いに仕え合いなさい。」(聖書/1ペテロ4:8~10)
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