私たちの人生の目的は何でしょうか?
仮説である「進化論」では、すべてのことが「偶然」に重なり合って、進化し続けて人間になったと言っています。
もし私たちがそういう成り立ちで生まれたとしたら、「偶然の産物」ですから目的を見出すのは難しいでしょう。
しかし、もし私たちを造られた方がいるとしたらどうでしょう。
その方は必ず何らかの目的をもって、私たちを造ったはずです。なぜなら、目的もなく何かを造るということはないからです。
たとえば、美味しい料理を作るための両手鍋があります。この鍋を文化の違う国に住む人たちにプレゼントしたらどうなるでしょうか?
ある人は、鍋を両手で持って帽子のようにかぶるかもしれません(笑)。
ある人は、蓋をシンバル代わりに鍋底は叩いて楽器として用いるかもしれません。
またある人は、物入れとして使うかもしれません。
確かにそれぞれのやり方で使われていますが、本来の目的としては機能していません。的がはずれています。
目的からはずれた人生を歩む人も同じではないでしょうか。
私たち人間が造られた本来の目的それは明確に記されています。
「あなたがたに新しい戒めを与えましょう。互いに愛し合いなさい。わたし(著者注:創造の神)があなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。」(聖書/ヨハネ13:34)
神の愛をもって、人々が自身に任された環境を回復していく。
これが人生の目的です。
愛のない人間関係に誰もが疲れ果てています。愛こそ、私たちが生きるためのいのちの活力となり、幸福と喜びの源泉なのです。