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聖書:歴代誌第二19:1〜11((新改訳2017)
1 ユダの王ヨシャファテは、無事にエルサレムの自分の家に帰った。
2 ハナニの子、先見者エフーが、ヨシャファテ王の前に進み出て言った。「悪者を助け、主を憎む者を愛するというのですか。このことのゆえに、あなたの上に、主の前から怒りが下ります。
3 しかし、あなたには良いことも認められます。あなたはこの地からアシェラ像を取り除き、心を定めて神を求めてこられました。」
4 ヨシャファテはエルサレムに住んでいたが、彼はもう一度ベエル・シェバからエフライムの山地に至る民の中に出て行き、彼らを父祖の神、主に立ち返らせた。
5 彼はこの地、すなわち、ユダにあるすべての城壁のある町に、それぞれの町のさばき人を任命した。
6 彼はさばき人たちにこう言った。「あなたがたは自分のすることに注意しなさい。あなたがたがさばくのは、人のためではなく、主のためだからだ。この方は、さばきが行われるとき、あなたがたとともにおられる。
7 今、主への恐れがあなたがたにあるように。忠実に行いなさい。私たちの神、主には、不正をすることも、えこひいきをすることも、賄賂を取ることもないからだ。」
8 ヨシャファテは、エルサレムにおいても、レビ人と祭司たちの中から、またイスラエルに属する氏族のかしらたちの中から、主のさばきと訴訟に携わる者たちを任命した。彼らはエルサレムに住んだ。
9 ヨシャファテは彼らに次のように命じた。「あなたがたは主を恐れ、真実と全き心をもって、このように行わなければならない。
10 それぞれの町に住んでいるあなたがたの兄弟たちから、流血の事件について、あるいは律法、命令、掟、定めについて、あなたがたのところに訴訟が持ち込まれた場合にはいつでも、あなたがたは、彼らが主に対して責めを負わないように、またあなたがたとあなたがたの兄弟たちの上に御怒りが下ることのないように、彼らに警告しなさい。そのように行えば、あなたがたが責めを負うことはない。
11 見よ。祭司アマルヤはあなたがたの上に立つかしらで、主の事柄全体に関して責任を持つ。また、ユダの家の長イシュマエルの子ゼバデヤは王の事柄全体に関して責任を負う。さらに、レビ人たちは、あなたがたの前でつかさとなる。勇気を出して実行しなさい。主が善を行う者とともにいてくださるように。」