「罪から抜け出そう」 小川美和(清瀬キングダムチャーチ伝道師)

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旧約聖書:哀歌 4:1~13


1ああ、黄金は光を失い、
純金は色を変じ、
聖所の石は
すべてのちまたのかどに投げ捨てられた。
2ああ、精金にも比すべきシオンのいとし子らは、
陶器師の手のわざである土の器のようにみなされる。
3山犬さえも乳ぶさをたれて、その子に乳を飲ませる。
ところが、わが民の娘は、
荒野のだちょうのように無慈悲になった。
4乳のみ子の舌はかわいて、上あごに、ひたとつき、
幼な子らはパンを求めても、これに与える者がない。
5うまい物を食べていた者は、
落ちぶれて、ちまたにおり、
紫の着物で育てられた者も、
今は灰だまりの上に伏している。
6わが民の娘のうけた懲らしめは、
ソドムの罰よりも大きかった。
ソドムは昔、人の手によらないで、
またたくまに滅ぼされたのだ。
7わが民の君たちは雪よりも清らかに、
乳よりも白く、
そのからだは、さんごよりも赤く、
その姿の美しさはサファイヤのようであった。
8今はその顔はすすよりも黒く、
町の中にいても人に知られず、
その皮膚は縮んで骨につき、
かわいて枯れ木のようになった。
9つるぎで殺される者は、
飢えて死ぬ者よりもさいわいである。
彼らは田畑の産物の欠乏によって、
刺された者のように衰え行くからである。
10わが民の娘の滅びる時には
情深い女たちさえも、
手ずから自分の子どもを煮て、それを食物とした。
11主はその憤りをことごとく漏らし、
激しい怒りをそそぎ、
シオンに火を燃やして、
その礎までも焼き払われた。
12地の王たちも、世の民らもみな、
エルサレムの門に、あだや敵が、
討ち入ろうとは信じなかった。
13これはその預言者たちの罪のため、
その祭司たちの不義のためであった。