「夢のための準備」 L.i.C

ある子どもがいました。
彼は本を読むより8ミリビデオを持って走り回る方が好きでした。
彼は勉強が苦手で、他の子たちにからかわれ、
高校2年生の時に学校を辞めてしまいましたが、何とか復学して卒業しました。
彼は映画制作の夢を抱いて、伝統ある大学の映画科に入りたいと願いましたがかなわず、
別の大学に入学しました。

しかしある時、ユニバーサルスタジオを見学に行った彼は、
制作部の幹部であるチャック・シルバスに出会いました。
この出会いによって、彼の人生は変わりました。
彼はスーツを着て、まるでユニバーサルスタジオのスタッフかのように
フリーパスでスタジオに入り、監督やプロデューサーと交流するようになりました。
空き部屋を見つけ、そこを自分のオフィスのように改造しました。
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「紙に書いてください」 L.i.C

ある心理学者が、おもしろい実験をしました。
人々を無作為に選んで一カ所に集め、席に座らせて2枚の紙を配りました。
「あなたがたがこれから数年以内に必ずかなえてほしい願いを、この紙に書いてください。
そうすれば、その願いは必ずかなえられます」

大部分の人は、自分の心の願いをくわしく書きました。
しかし、その中の何人かはあざ笑いました。
「心理学者に何ができるというのか? 
どうやって願いにこたえると言うのだ!」
このような人々は、紙に願いを書きませんでした。
願いを書いた人は、1枚は自分が持ち帰り、
1枚は心理学者に渡しました。
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「聖書の言葉を聞かせよう」 L.i.C

ルーマニア人であるリチャード・ボンブラント牧師は、1948年、
ルーマニアが共産主義となった時に逮捕されました。
彼は14年もの間、牢獄であらゆる苦しみに遭い、
最後の3年間は光もほとんど入らない地下牢に入れられていたのです。
しかし、彼は釈放された後、ますます活発に伝道活動をしました。

大勢の人から、希望を失わない方法について尋ねられた彼は、こう答えました。
「私は牢獄の中で、聖書を数百回読みました。チェックしてみると、
『恐れるな』というみことばが365回もあったのです。

私は神様が、私を1日1日励ましてくださっているのだと感じました。

時には『このまま牢獄で死ぬのではないか?』
『釈放されても、普通に生活できないのではないか?』という思いに襲われました。
しかしそのたびに、私は聖書を大声で読んで自分の耳に聞かせました。
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