「出口なし」 L.i.C

フランスの哲学者サルトルの執筆した脚本『出口なし』。

~3人の悪人が死に、あの世で出口のない部屋に閉じ込められる。
その部屋には鏡がない。
つまり、3人とも自己確認の方法を失い、他者の意見によってでしか、自分を評価できない状況に置かれてしまう。~

サルトルはこれを「他人は地獄」と表現しました。
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「推薦理由」 L.i.C

「すると、若者のひとりが答えて言った。「おります。・・・琴がじょうずで勇士であり、戦士です。・・・主がこの人とともにおられます。」(聖書/1サムエル16:18)

サウル王を悪い霊がおびえさせたとき、家来たちは、上手に立琴をひく者を探すよう助言します。

その時、ダビデが推薦されました。

ダビデが推薦された理由はたくさんありましたが、何よりも「主がこの人とともにおられ」るからでした。
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「一緒に見つけよう」 L.i.C

アメリカのデトロイトの学校での話です。

その昔、ある女性の先生が、授業中に逃げた実験用のねずみをスティービー・モリスという少年に頼んで探しました。

このスティービーは、目が不自由でした。しかし、その先生は本人すら気づいていない彼の鋭敏な聴覚に気づいていたのです。

その優れた耳でねずみを探すことができたのです。
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