「心を神様にとどめるために」 L.i.C

私たちは信仰生活を行っているうちに、陥りやすい罠があります。
それは、何かを行うことで満足するということ。

たとえば、家事を完璧にする妻がだとしても、家事をよく助けてくれる夫であっても、その二人の間に人格的な交わりがなければ、決してその心は満たされないでしょう。

神様と私たちも同じではないでしょうか。
熱心に神様のために何かをしようとするのは、もちろんすばらしいことです。
しかし、それ以上に、神様は心を開いて親しく交わることを望んでおられます。
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「聖書からの具体的なアドバイス」 L.i.C

ロックフェラーが設立したスタンダード・オイル社の社員は、海外市場を開拓するために全世界を飛び回っていました。

その中でも、信仰心が非常に厚い役員がいました。
彼は聖書を読んでいる時、急に頭の中に稲妻が走ったような感覚を受けて、その場から立ち上がりました。
彼は出エジプト記2章を読んでいました。

「さて、レビの家のひとりの人がレビ人の娘をめとった。女はみごもって、男の子を産んだが、そのかわいいのを見て、三か月の間その子を隠しておいた。しかしもう隠しきれなくなったので、パピルス製のかごを手に入れ、それに瀝青(れきせい)と樹脂とを塗って、その子を中に入れ、ナイルの岸の葦の茂みの中に置いた」(聖書/出エジプト2:1~3)
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「叫ぶ祈り」 L.i.C

ロックフェラーはある時、多額のお金を払って炭鉱を買い取りました。
ところがそこはすでに掘り尽くされ、いくら掘っても石のかたまりしか出てきません。

鉱夫たちはロックフェラーを炭鉱に閉じ込め、賃金の支払いを要求しました。
ロックフェラーは荒れ果てた廃鉱にひれ伏し、神様に祈りました。
「神様、どうかあなたが生きておられることを示してください!」
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「神の力を体験するためには」 L.i.C

ウォッチマン・ニーの話です。

かつて、20人ほどの人と一緒に家に泊まり、毎日川に水浴に出かけていました。
ところがある日、そのうちの一人が足にけいれんを起こして、急に沈み始めたのです。

それを見た私は、水泳の得意な人に、早く助けに行くよう言いました。
ところが彼は、動こうとしません。おぼれている人の声は弱っていきます。動きも目に見えて衰えてきました。
私は「なんていう人だろう。目の前で人がおぼれているのに助けないとは」と思いました。
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「無音の曲」 L.i.C

アメリカのジョン・ケージという作曲家が、前代未聞のピアノ曲を作曲しました。
ピアニストもオーケストラも、四分三十三秒の間、何もしないで静かにしているのです。
題して「四分三十三秒」。
そして、なんとこの曲を収めた(?)無音のレコードが、アメリカを中心として結構なヒットとなり、バーなどに置いてあるジュークボックスでも、たくさんの人がお金を払ってこの曲をリクエストしたとか。

私たちは、知らない間に様々な騒音や情報の波に翻弄され、疲れ切ってしまっています。
だからこそ、せめて無音のレコードを聴いて、その間は騒音や情報の嵐から解放されたいと願っているのでしょう。
http://www.nakakomi.com/
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