「数じゃない」 L.i.C

キリスト教の力は「数」にあるのではありません。

キリスト教の力は「信仰を握った少数」「生命力ある少数」

アーノルド・トインビーの表現を借りると「創造的な少数」にかかっているのです。

信仰を握った一人は、数千人、数万人にもできないことをゆうゆうとやってのけるのです。

信仰教育とは何でしょうか。

このように信仰を握って生きる、力あふれる一人を生み出すことです。
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「クワイ河収容所の奇跡」 L.i.C

第二次世界大戦中のタイで起こった実話です。
東南アジアで数万人のイギリス兵が日本軍の捕虜となり、
毎日35℃以上の熱帯雨林の中で、
クワイ河にかかる鉄橋を作らなければならいという、
過酷な強制労働が続きました。

弱った捕虜たちが毎日のように死んで行き、
極限状態の収容所生活の中で、捕虜たちは次々とモラルを失い、
自分が生きていくためには他人はどうなってもいい、
というような考え方に堕ちていきます。

しかし、このような極限状態の中で、
数人の捕虜たちの自己犠牲的な行為が
収容所全体の雰囲気を全く変えました。

ある日の労働が終わり、工事用具の確認が行われて帰ろうとすると、
日本軍の捕虜監視兵が、シャベルが一本足りないと言い出したのです。
盗んだ者は一歩前に出てきて罰を受けろと命令しましたが、
誰一人動きませんでした。
「全員死ね!全員死ね!」と逆上した彼は、
捕虜たちを一通り眺めたうえで左端の者から射殺しようとしました。
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「人の命を救ったシール」 L.i.C

ニューヨークのある高校で、一人の女の先生が三年生全員に、
その子の長所を書いたシールを作って胸に貼ってあげたそうです。
その日からクラスの雰囲気が一変しました。
三日後にその先生は、新しいシールを三枚ずつ渡しながら、
「さあ、あなた達も、誰かに同じようにしてあげなさい。」と言いました。

ある生徒のシールのうち一枚がある社長の手に渡りました。
その社長は帰宅してから、息子の部屋に入って行き、こう語りかけました。

「いつも仕事が忙しくて、ゆっくり話す時間もなかったね。
又、勉強のことで叱りつけたこともあったね。
でも、お父さんは、お前のことを、世界一の息子だと思っているよ。
お母さんの次にお前を愛しているよ。
世界一の息子へと書いたこのシールを、お前の胸に貼っていいかい。」
息子は静かにうなづきました。
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「ハートのラブで」 L.i.C

日本のボクシング界で、名トレーナーとして6人の世界チャンピオンを育て、
大きな影響を与えた、エディ・タウンゼント氏は、
日本の指導方法を根本から変えたと言われています。

日本のジムに招かれ、ハワイから来日した彼は、
日本のジムを見学してショックを受けました。

指導者は選手を竹刀で打ちたたいて、罵声を浴びせていたのです。

心を痛めたエディ氏は、

「ボーイたちは牛や馬じゃない。口で言ったら分かるヨ」といさめました。
「選手はハートのラブで育てるヨ」。これが口ぐせでした。
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「ナポレオンの信仰」 L.i.C

これは、「我が辞書に不可能はなし」と豪語した
天才ナポレオンの遺書です。

私は、大胆に、キリストを信じますと、大声で告白できなかった。
そうだ、私は、自分がクリスチャンであると、告白すべきだった。
今、セントヘレナにあって、もはや遠慮する必要はない。
私の心の底に信じていた事実を告白する。
私は、永遠の神が存在していることを信じる。

その方に比べると、バートランド大将よ、
貴方はただの元首に過ぎない。
私の天才的なすべての能力をもってしても、
このお方と比較する時、私は無である。
完全に無の存在なのである。
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