ルーマニア人であるリチャード・ボンブラント牧師は、1948年、
ルーマニアが共産主義となった時に逮捕されました。
彼は14年もの間、牢獄であらゆる苦しみに遭い、
最後の3年間は光もほとんど入らない地下牢に入れられていたのです。
しかし、彼は釈放された後、ますます活発に伝道活動をしました。
大勢の人から、希望を失わない方法について尋ねられた彼は、こう答えました。
「私は牢獄の中で、聖書を数百回読みました。チェックしてみると、
『恐れるな』というみことばが365回もあったのです。
私は神様が、私を1日1日励ましてくださっているのだと感じました。
時には『このまま牢獄で死ぬのではないか?』
『釈放されても、普通に生活できないのではないか?』という思いに襲われました。
しかしそのたびに、私は聖書を大声で読んで自分の耳に聞かせました。
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