修道士であったフランシスと彼の弟子たちが、およそ10日間の断食の後、修道院を出て、市場に出かけました。
すると、弟子の一人が空腹に耐えかねて、市場で売っているおかゆをがつがつと食べてしまったのです。
ほかの弟子たちが集まってきて、彼を責め立てました。
「修道院を追い出されるのも時間の問題だな」
おかゆを食べてしまった弟子は、恥ずかしさで顔を上げることさえできず、絶望感に襲われていました。
気まずい沈黙が続きました。
“「持っている力の用い方」 L.i.C.” の続きを読む
修道士であったフランシスと彼の弟子たちが、およそ10日間の断食の後、修道院を出て、市場に出かけました。
すると、弟子の一人が空腹に耐えかねて、市場で売っているおかゆをがつがつと食べてしまったのです。
ほかの弟子たちが集まってきて、彼を責め立てました。
「修道院を追い出されるのも時間の問題だな」
おかゆを食べてしまった弟子は、恥ずかしさで顔を上げることさえできず、絶望感に襲われていました。
気まずい沈黙が続きました。
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勉強が得意な人と、勉強が苦手な人とでは、ある違いがあります。
勉強が得意な人は、すぐにとりかかります。
すぐに座って勉強し始めます。
ところが、勉強が苦手な人は、まず始めるのが大変です。
勉強しようと決心するまで2時間はかかります。
コーヒーを飲み、机にやっと座りますが、おもしろいドラマが始まると、そっと立ってテレビを見ます。
こうして疲れ果ててしまい、「明日やろう」とベッドに向かいます。
結局、始めることができないのです。
“「簡単に始めよう」 L.i.C.” の続きを読む
最近は、「切れる」という言葉が当たり前になってしまいました。
怒りの最上級をさらに超えて「ぷつっ」といってしまい、何が何だから分からない状況までいってしまったということです。
ということで、今日はちょっと「怒り」や「イライラ」の根源を探ってみたいと思います。
私は学生時代、友人のあまりに愛想のない態度にイライラしたことがありました。
しかし、数日たって、自営業を営む彼の家族が大変な状況になっていたことを知りました。
とても、人に愛想を振りまけるような状況ではなかったのです。
“「怒りの鎮め方」 L.i.C.” の続きを読む
梅雨に入ると、じめじめしていますが、緑はとってもいい色をしますよね。
そこで、しばらく静まって「花」を想像してみてください。
とっても、素敵な香りがしてきましたか?
どんな「花」を想像されたでしょうか?
ある方は、緑の大草原の真ん中に咲く白い花。
ある方は、真っ赤なバラ。
ある人は、ベランダの植木鉢に植えてある小さな花たち……
“「自分らしい答えを出そう」 L.i.C” の続きを読む
「……なぜ、私をあなたの的とされるのですか。私が重荷を負わなければならないのですか。」 (聖書/ヨブ記7:20)
ヨブは、裕福な状況から突然、仕事、家族、健康までもが奪われるという困難に遭いました。
今日の聖書は、そんな中で彼は神様に訴えかけます。
「なぜ、なぜ」
「どうして、どうして」
私たちも突然、困難にぶつかると同じ行動をとってしまいがちです。
“「なぜなぜループからの脱出」 L.i.C” の続きを読む