「巣鴨拘置所の奇跡」 L.i.C

日本の敗戦後、極東国際軍事裁判(1946年5月~1948年11月)、いわゆる東京裁判が行われました。
ほとんどの国民は「こんな戦争に追い込んだのはあの軍部のせいだ」と、戦犯に対して冷たい態度を取りました。

しかし、そのような中、この戦犯たちに心を砕いて仕えた宣教師たちがいました。
しかも、その多くはアメリカの宣教師たちでした。
そのうちの一人に、アイリーン・ウェブスター・スミスという女性がいます。
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「心の光を灯そう」 L.i.C

ある牧師の証しです。

彼は幼い頃、両親を相次いで失い、
残された兄弟3人で生活をすることになりました。
彼は当時北海道住んでいたのですが、
ある冬の年末、家が停電になってしまったのです。
電線が寒さで凍りつき、強風によって電線が切れてしまったのです。

極寒の地、修復には1カ月かかりました。
父も母も亡くなり、寂しい心に家も真っ暗……
彼は次第に人との交流もわずらわしくなり、
心はねじれていくばかりでした。
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「自分のためではなく」 L.i.C

あるボランティア団体に、多額の寄付の申込がありました。
現金収入が少ない団体でしたから、
そのような申し込みはとても助かるのです。

しかし、それは何とも後味の悪い話になりました。
寄付を申し出た人が、自分の名前を前面に出すという条件を付けてきたのです。
その人が出したお金で買った備品には、
その人の名前を書き込むことになったのです。

こういうことは実は結構あるのです。
有名人の場合でも、寄付している現場を記録して公表したりしています。
結局、人のためではなく自分のためにやっているのですね。
人のために何かを行う時は、駆け引きではなく、愛の心で行うべきです。
そうすれば、自分の中に間違いなく喜びと平安が訪れることになるのですから。
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「自分の行動が変化をもたらす」 L.i.C

‥「娘よ。しっかりしなさい。あなたの信仰があなたを直したのです。」
(マタイ9:22)

これはイエス様の時代。
12年間、長く出血が止まらない婦人科の病を患っていた女性が癒されました。
その時イエス様が語らえた言葉です。
その時代では、このような病は不浄とされ「罪からきた」と言われていました。
そんな女性が、癒されたい思いで遠慮がちに伸ばした手に、イエス様は気がつかれました。
彼女の信仰を感じたのです。その瞬間、彼女は癒されたのです。
彼女の行動が彼女を癒したのです。
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「与えるために生きよう」 L.i.C

「愛は与えないかぎり愛ではない」という古い格言があります。
私たちは、与えるために生かされています。
ところが、自分のことで頭がいっぱいになっていると、
ついつい与えられないことに不満を感じ、
ますます人生が不満だらけになってしまうのです。

ある男性が、人生がうまくいかずに悩んでいました。
彼は仕事も家族も財産も失い、車で生活をしているような状態でした。
牧師は彼のために祈った後、こう言いました。
「自分の問題から少し離れてください。
あなたも問題を抱えているかもしれません。
しかし、それ以上の問題を抱えている人がいます。
そういう人を助けてください」
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