「耳を傾ける愛」 L.i.C

ある町の警察署に新しい所長が就任して以来、
犯罪や交通事故の件数が大幅に減ったそうです。

それは、この署長さんが、犯罪者に対してもいつも謙虚に物を尋ね、
相手の話に耳を傾けたからです。

ある時、暴走族と話し合った折に、彼らのことばに耳を傾け、
彼らの思いに体全体で共感し、むしろ彼らから多くのことを学ぼうともしました。

「私は何も知りません。ひとつ、みなさんの知恵を私に貸してください」
というのが彼の口ぐせだったそうです。
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「人の考えにまさるピーチ(桃)」 L.i.C

『賛美の力』の著者マーリン・キャロザース師は、続く著書『賛美の祝福』が出版されたとき、
とても神様をほめたたえる気持ちにはなれませんでした。

それは、いくつかの誤植があったからです。

彼はこの誤植のためにも主をほめたたえようと思いましたが、
なぜこのことが益なのかどうしても理解できず、
これは単に出版社のミスにすぎないと怒り、出版社に苦情の手紙を出しました。

ところが、出版社から連絡を受けた時に、
それがどれほど間違った態度であったかを知らされました。
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「神様への感謝の力」 L.i.C

ある女性の証しです。

私は食べることが唯一の気晴らしでした。
きりなく食べているうちにどんどん太り、
夫は私に愛想をつかして家を出、離婚を要求してきました。

私は絶望して、死を考えるようになりました。

私は教会には休まず行き、祈ったり聖書を読んだりしましたが、
状況はいっこうに変わらず、むしろ悪くなる一方でした。
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「助けの御手に守られて」 L.i.C

インドネシアのジャングルにある小さな町から、
さらに150キロも離れた村に、一人の宣教師がいました。
彼は毎月一回、巡回伝道に出かけていました。

オートバイで行くその道は、途中から原生林を切り開いただけの、
赤土のでこぼこ道になっていました。

川を渡るときは小さな渡し船にオートバイごと乗り込み、
向こう岸に着くとまた一路赤土の道を走り続け、
お尻が痛くなった頃、ようやく目的地に着くという状況でした。

いつものように巡回伝道に行った帰りのことです。
スコールに遭い、雨がやむのを待って、
気をつけながらゆっくりとオートバイを進めました。
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