「イエス様から目線をそらさない」 妹尾光樹(純福音成田教会 牧師)

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旧約聖書:イザヤ書 36:1~12


36:1 ヒゼキヤ王の第十四年のことであった。アッシリアの王センナケリブが、ユダのすべての城壁のある町々に攻め上り、これを取った。

36:2 アッシリアの王は、ラブ・シャケを大軍とともにラキシュからエルサレムのヒゼキヤ王のところへ送った。ラブ・シャケは布さらしの野への大路にある、上の池の水道のそばに立った。

36:3 ヒルキヤの子である宮廷長官エルヤキム、書記シェブナ、およびアサフの子である史官ヨアフは、彼のところに出て行った。

36:4 ラブ・シャケは彼らに言った。「ヒゼキヤに伝えよ。大王、アッシリアの王がこう言っておられる。『いったい、おまえは何に拠り頼んでいるのか。

36:5 口先だけのことばが、戦略であり戦力だと言うのか。今おまえは、だれに拠り頼んでいるのか。私に反逆しているが。

36:6 おまえは、あの傷んだ葦の杖、エジプトに拠り頼んでいるが、それは、それに寄りかかる者の手を刺し貫くだけだ。エジプトの王ファラオは、すべて彼に拠り頼む者にそうするのだ。

36:7 おまえは私に「われわれは、われわれの神、に拠り頼む」と言う。その主とは、ヒゼキヤがその高き所と祭壇を取り除いて、ユダとエルサレムに「この祭壇の前で拝め」と言った、そういう主ではないか。

36:8 さあ今、私の主君、アッシリアの王と賭けをしないか。もし、おまえのほうで乗り手をそろえることができるのなら、おまえに二千頭の馬を与えよう。

36:9 おまえは戦車と騎兵のことでエジプトに拠り頼んでいるが、私の主君の最も小さい家来である総督一人さえ追い返せないのだ。

36:10 今、私がこの国を滅ぼすために上って来たのは、を差し置いてのことであろうか。が私に「この国に攻め上って、これを滅ぼせ」と言われたのだ。』」

36:11 エルヤキムとシェブナとヨアフは、ラブ・シャケに言った。「どうか、しもべたちにはアラム語で話してください。われわれはアラム語が分かりますから。城壁の上にいる民が聞いているところでは、われわれにユダのことばで話さないでください。」

36:12 ラブ・シャケは言った。「私の主君がこれらのことを告げに私を遣わされたのは、おまえの主君や、おまえのためだろうか。むしろ、城壁の上に座っている者たちのためではないか。彼らはおまえたちと一緒に、自分の糞を食らい、自分の尿を飲むようになるのだ。」