「神様の栄光」 北方勝也(ミルトス・ゴスペル・チャーチ牧師)

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聖書:エゼキエル書 1:1~14(新改訳2017)


1 第三十年の第四の月の五日、私がケバル川のほとりで捕囚の民とともにいたとき、天が開け、私は神々しい幻を見た。

2 それはエホヤキン王が捕囚となってから五年目の時であった。その月の五日に、

3 カルデア人の地のケバル川のほとりで、ブジの子、祭司エゼキエルにのことばが確かに臨んだ。その場所での御手が彼の上にあった。

4 私が見ていると、見よ、激しい風が北からやって来た。それは大きな雲と、きらめき渡る火を伴い、その周りには輝きがあった。その火の中央からは琥珀のようなきらめきが出ていた。

5 その中に生きもののようなものが四つ現れ、その姿は次のようであった。彼らは人間のような姿をしていたが、

6 それぞれ四つの顔と四つの翼を持っていた。

7 その足はまっすぐで、足の裏は子牛の足の裏のようであり、磨かれた青銅のようにきらめいていた。

8 その翼の下から人間の手が四方に出ていた。また、その四つの生きものの顔と翼は次のようであった。

9 彼らの翼は互いに触れ合っていて、進むときには向きを変えず、それぞれ正面に向かってまっすぐに進んだ。

10 彼らの顔かたちは人間の顔で、四つとも右側には獅子の顔、四つとも左側には牛の顔、さらに四つとも鷲の顔を持っていた。

11 これが彼らの顔であった。彼らの翼は上方に広げられ、それぞれ、二つは互いに触れ合っていて、もう二つはそれぞれのからだをおおっていた。

12 彼らはそれぞれ前を向いてまっすぐに進んだ。霊が進ませるところに彼らは進み、進むときには向きを変えなかった。

13 それらの生きものの姿は燃える炭火のようであり、たいまつのように見えた。火がそれらの生きものの間を行き来していた。火には輝きがあり、その火から稲妻が出ていた。

14 それらの生きものは、閃光のように出たり入ったりしていた。