「数字が好きですか?」 L.i.C

『星の王子さま』に、こんな一節があります。

「おとなというものは、数字がすきです。
新しくできた友だちの話をするとき、おとなの人は、
かんじんかなめのことはききません。

<どんな声の人?>とか、<どんな遊びがすき?>とか、
<チョウの採集をする人?>とかいうようなことは、てんできかずに、
<その人、いくつ?>とか、<きょうだいは、なん人いますか>とか、
<目方はどのくらい?>とか、
<おとうさんは、どのくらいお金をとっていますか>
とかいうようなことを、きくのです。」
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「絶望から希望へ」 L.i.C

ルターがあるとき、立ち直れないほどに落ち込んで、
家に閉じこもっていました。
すると、彼の妻が喪服を着るようになったのです。
不思議に思ったルターは、妻に尋ねました。

「だれか亡くなったのかい?」

妻はこう答えました。
「神様が亡くなられました」

ルターは、あっけにとられて言いました。
「何を言っているんだい。神様が亡くなられるわけがないじゃないか」

すると、妻は待っていたかのようにこう答えました。
「そうですか? 私はあなたがあまりにも絶望しているので、
神様がおられなくなったのかと思いました。
でも、神様が亡くなられてないならば、
あなたがそんなに絶望する理由があるでしょうか?」
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「探し物を見つけるには L.i.C

小学校の時、教会の水曜礼拝で、先生がこんなメッセージをしてくれました。

「皆さん、Cくんが池で遊んでいて、ビー玉を落としてしまったんだけど、
どうしたらビー玉を見つけることができるかしら?」

私の前にいた友人が答えました。
「先生。池が静まるまで待ちます」

彼の答えは正解でした。
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