ある男性の話です。
結婚当初、私は大きな夢を持って自営業を始めました。
しかし現実は厳しく、いくら働いても借金は重なる一方でした。
私はうまくいかない原因をすべて妻のせいにし、酒を飲んでは毎日妻に不平不満をぶちまけました。
また、妻以外の女性に愛情を求めるようになりました。
ちょうどそのころ、近くに住んでいた妹が、私をキリスト教の集会に熱心に誘うようになり、仕方なく行ってみることにしました。
その集会の中で、若い伝道者が確信に満ちた声でイエス・キリストの救いのメッセージを語っていました。
深いことはよくわかりませんでしたが、とにかく「救われたい」と強く願い、その晩、イエス・キリストを受け入れました。
その後、教会で聖書の学び会に参加した時のことです。
私はエペソ人への手紙5章のみことばを読んで、ハッとしました。
「夫たちよ。キリストが教会を愛し、教会のためにご自身をささげられたように、あなたがたも、自分の妻を愛しなさい。」(エペソ5:25)
私は今まで妻を足で蹴っ飛ばしたり、ばか者扱いしてきたこと、妻を裏切って他の女性を愛したりしたことを心から悔い改めました。
そしてその後、改めて妻にも謝りました。
妻は私の変化を非常に喜び、間もなく洗礼を受けました。
その後、私たちは夫婦そろって神様の働きに仕えていくことを示され、聖書学校で学び、現在は夫婦そろって教会に仕えさせていただいています。