森永製菓の創業者、森永太一郎氏は日本で初めて洋菓子を始めた人です。
アメリカで9年間、洋菓子の勉強をしましたが、その時キリストを信じて信仰に入りました。
帰国後、奥さんと二人で洋菓子をつくり、東京中のお菓子屋さんをまわったそうです。
「こんな油っこいものは売れない」
と買ってくれませんでした。
しかし神様に信頼し、忍耐をもって売り歩くうちに、
買ってくれる和菓子屋が現われ、以後、洋菓子は飛ぶように売れていきました。
ところが、まもなく和菓子屋組合から、
「森永さん、箱を上げ底にしてくれ。もし上げ底にしないのなら、
組合でいっさい買わない」と言われてしまったのです。
当時、お菓子の箱はみな上げ底だったからです。
森永氏は祈りました。
そして、決心したのです。
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