「誰のために使いましょう」 L.i.C

莫大な遺産をノーベル賞創設に使ったノーベルは

ダイナマイトを発明して多くの富と名声を集めました。

ある日のことです、彼はいつものように起きて朝刊を読みました。

新聞を見て、彼はびっくりしました。

なぜなら、そこに、自分が死んだという記事が大きく載っていて、

次のように書かれていたのです。

「死の商人、死す」とみだしに「可能な限りの最短時間で

かつてないほど大勢の人間を殺害する方法を発見し、

富を築いた人物が昨日、死亡した。」

彼はとてもショックを受けました。
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「最高の笑顔」 L.i.C

一人の方が教会に来られました。
この方は徹底した無神論者でした。
しかし心の奥底に何らかの渇いた心があって、教会に来られたのでした。

その方のことを聞いた牧師は、
彼に向けた伝道メッセージを用意しました。
そして「このメッセージで彼はその考えを改めるだろう」と、
心の中で満足しました。

しかしその日の集会が終わっても、彼は回心しませんでした。
次の集会の時もまだでした。

それからどれくらいたったか、ある日無神論者の彼は、
ついに神の前に出て祈り、神の子とされたのでした。
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「かあさんグモの糸」 L.i.C

生物学者であるベスチアヌさんは、
小さな木の枝に巣を作って暮らすクモ類を観察している際に、
おもしろいことを発見しました。

そのクモは木の枝や草むらの垣根の中で卵を孵化させています。
そして自分の子どもに小さな危険が近づいていることを知ると、
子どもたちを保護しようとする習性があったのです。

生物学者はクモの母親は、どうやって遠く離れた子どもクモの面倒を見、
助けようとするのかを知ろうと注意深く観察したそうです。

その結果、母グモは子どもたちの身に
細い糸のようなものをつなげているということを発見しました。
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「暗い過去があっても……・」 L.i.C

ニュージャージーのある小さな学校には、
麻薬常習犯だった子や少年院に入っていたなど、
暗い過去を持つ子どもたちが沢山いました。
ある日先生がこどもたちに次のような質問をしました。
「次の3人の中で、人類に幸せをもたらす人は誰なのかあててください。」

「1人目は汚職した政治家と手を握り、二人の妻がいて、葉タバコをくわえ、
日々お酒を浴びるほど飲んでいた人です。この人は人類を救えますか?」
子どもたちは「いいえ、救えません!」と言いました。

「2人目は2回も会社から首になり、
お昼まで寝ていて麻薬を吸っている人がいるのですが、
この人が人類を救えますか?」「できません!」

「そして3人目。戦争のプロで、肉を全く食べない菜食主義で、
タバコも吸わず、お酒も少ししか飲まずに、極めてまじめで、
法を犯さない厳格な人がいるのですが、この人が人類を救えますか?」
子どもたちは、
「3人の中から選べと言うなら、その人が人類を救えそうです」と言いました。
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「愛に触れるとき・・」 L.i.C

聖書の中にザアカイという人が登場します。
彼はローマの支配下にあったイスラエルで、
同胞から税金を取り立てる取税人の頭でした。
無理矢理税金取り立てたり、だまし取ったりして、皆の嫌われ者でした。
そんな彼にとってお金だけが頼りでした。

ある日、彼の町に、癒しや奇跡を行うと有名になっていた
イエス様がやって来ることになりました。
ザアカイは名高いイエス様を一目みたいと思いましたが、
イエス様の周りには群衆が群がっていたので、
なかなか近づくことができません。
しかも彼は背が低かったので、見ることも出来ずにいました。
そこで、ザアカイは前方に走り出て桑の木に登りました。

そこへイエス様がちょうど通りかかった時に、上を見上げて言いました。
「ザアカイ、急いで降りて来なさい。今日はあたなたの家に泊まることにしてある」
それを聞いたザアカイは、大喜びしました。
そして彼はイエス様に「私の財産の半部を貧しい人たちに施し、
だましとった分は4倍にして返します!」と自ら言ったのです。
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