「反省を明日につなげる」 L.i.C

学校を停学処分になった子どもを持つ母親が相談に来てこう言いました。
「うちの子よりも、もっと悪い子がいるのに、
どうしてうちの子だけが処分を受けなければならにのでしょう」
このお母さんに反省の態度は見られませんでした。
ということは子どもにも見られないに違いありません。
たぶんお母さんのおい言う通りなのでしょう。
処分は配慮が不十分だったかもしれません。

しかし、今のお母さんがしなければならないのは、
停学処分を受けるような悪い事をした息子に、
再び不祥事を起こさないように諭すことで、
処分の不備を非難することではないと思うのです。
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「成功者はよく聞く」 L.i.C

子どもの頃、親から「いうことを聞きなさい」と
言われなかった人はいないでしょう。
人の言葉は、その人の生きてきた全人生のエキスと
言ってもいいと思います。
そのエキスを自分の中に取り込むことが
人の話を聞くことといえるかもしれません。
知識も行動力もすぐれている人が成功しているかと思うかもしれません。
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「赦してくださった方」 L.i.C

アメリカのトーク番組『オプラ・ウィンフリーショー』に、
2人の女性が出演しました。
1人は金髪の白人女性、もう1人はメキシコ系の女性で、
2人は大の仲良しだということでした。

話を進めていくと、驚くべき事実が分かりました。
このメキシコ系の女性は以前、お酒と麻薬に溺れる日々を送っていました。
そしてある日、飲酒運転をして、かわいい女の子をひき殺してしまったのです。
そして、その女の子の母親が、隣にいる金髪の女性だったのです。

会場が静まり返る中、さらに話は続きました。
この女性は、自分の娘を殺した女性を赦しました。
赦すだけでなく、愛したのです。
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「マイナスをプラスに」 L.i.C

『新しい人生のつくり方』(木下威征著)という本の中に、このようなエピソードがあります。

今や人気店のオーナーシェフである木下さんは、
店の資金のためにカレーパンを売ることにしました。
おいしいパン生地を提供するには、揚げたてを提供しなければなりません。
ところが、できたてを出すためには、調理に10分かかるのです。
お客様を10分も待たせることはできません。

そこで、彼はどうしたでしょうか?
彼は作戦を立てました。
彼はパンが揚がった時に、メガホンでこう叫ぶことにしたのです。
「ハイ、お侍たせしました! 先ほどから10分お待ちのお客様。カレーパン揚がりました!」

店には誰も並んでいません。
しかしこう叫び続けるのです。
するとフードコートを歩いている人がどんどん並び始めるのです。
そこで2回目の揚げたてを提供するために、整理券を配ったのです。
するとお客様がどんどん並び始め、整理券を求めて、
わくわくしながら10分を待ってくれるようになったのです。
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「アヒルがおぼれた理由」 L.i.C

アメリカの女流作家がまだ14歳だったころ、家でアヒルを飼っていました。
ところがある日、そのアヒルがおぼれて死んでしまったのです。

アヒルがおぼれるということがあるのでしょうか。
アヒルの死を悲しんだ彼女は、医者に原因を尋ねました。
すると医者はこう答えたそうです。

「このアヒルは、自分を大事にしなかったために死んだのですよ」

普通、アヒルは尾の近くに油が出る腺(油腺)があります。
アヒルは自分のくちばしで、せっせと羽に油を塗るのです。
それによって、その油分が水をはじいてからだが浮き、
沈まずに泳ぐことができるのです。
しかしこのアヒルは、自分のからだに油を塗るのをなまけたために、
羽に水が浸透して溺れてしまったのです。
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