「愛は寛容にして、慈悲あり」 L.i.C.

三浦綾子さんとご主人の光世さんとの素敵なエピソードです。

ある日、私はテルミンという温灸療法を施していた。この温灸は太い線香を5、6本金具に並べて差し込み、火をつけて患部に近づけてあぶるのだが、これがなかなかよく効く。
喉から出血するので、少し丁寧に喉や腹部をあぶっていた。すると、火が1つポロリと落ちてしまった。私は敷布団の上に横になってその温灸をかけていたので、火は布団の上に落ちたのである。私はとっさにつばを吐いて火を消したが、しかし、その瞬間にすでにシーツに穴があき、布団には焦げ目がついてしまった。
“「愛は寛容にして、慈悲あり」 L.i.C.” の続きを読む

「最高の道はどこに」 L.i.C.

中国の宣教師であるウォッチマン・ニーは、大学時代、大変優秀な学生でした。
しかしその後、イエス・キリストを信じて宣教の働きを始めました。

ある日彼は健康を害して故郷に戻り、弱ったからだを杖をつきながら道を歩いていました。
すると、大学時代に目をかけられていた教授と出会ったのです。
教授は頭のてっぺんから足のつま先まで彼を見つめて、こう言いました。
“「最高の道はどこに」 L.i.C.” の続きを読む

「絶対絶命から救ったものとは」 L.i.C.

1960年代から70年代、アメリカの宇宙計画は次々と実現されていきました。

そんな中、アポロ13号が打ち上げられました。
アポロ13号は打ち上げ55時間後、地球から33万km離れた場所で、酸素タンクが爆発し、宇宙船内の大半の酸素が失われてしまいました。酸素が失われ、電気が切れれば、宇宙船誘導装置が止まり、永遠のかなたに飛んでいってしまうのです。乗っている宇宙飛行士たちの死は確実という重大事態です。
NASAは半ば諦め、当時のリチャード・ニクソン大統領は殉職声明文を準備しました。しかし、このような絶体絶命の危機に遭遇したとき、乗り組んでいた3人の宇宙飛行士たちはどうしたのでしょうか?
“「絶対絶命から救ったものとは」 L.i.C.” の続きを読む

「良いものだけを見る」 L.i.C.

誰もが良い人になりたいと願うものではないでしょうか。では、どういう人が良い人なのでしょうか?
その人から、良いものがでてきて、良いものにとどまっている人が良い人です。
ではどうすれば良いものにとどまることができるのでしょうか?それは視点を変えるこが必要です。
“「良いものだけを見る」 L.i.C.” の続きを読む

「ものごとが上手くいかない時」 L.i.C.

ドイツのダルムシュタットという町に、第二次大戦後、マリア福音姉妹会というプロテスタントの共同体ができました。
荒れ果てたドイツの一角に、自分たちの手で建物を建てました。女性たちの手で穴を掘り、セメントを流し込み、そしてレンガを積み上げ、建物を造り上げたのです。
“「ものごとが上手くいかない時」 L.i.C.” の続きを読む