「高いところから低いところへ」 L.i.C

13世紀にアッシジの聖フランシスコという聖人がいました。
彼は俗世の生活から離れて、弟子たちと日々神様を黙想していました。
このフランシスコが「一緒に3週間断食しよう」と呼びかけました。
断食して10日以上過ぎたある日のことです。
皆で町で歩いていると、お腹をすかせた弟子の一人が、お粥を持ってる人にであい、ついそれをもらって食べてしまいました。
それを見た弟子たちは、彼を軽蔑のまなざしで取り囲み「おまえは掟を破った!」という雰囲気がただよいました。
本人もわれに返り「なんてことしてしまったんだ!」という顔をし、その場に緊張感が走りました。
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