ある男性が半月板の手術を受けました。
術後、痛みが激しいために耐えかねた彼は、伸ばせない膝をかばうために、枕を挟んでいました。
それを見た医者は「こんなものを入れていたら、いつまで経っても回復しないよ。」
そう言って、枕をどかして、そして、痛みのある膝を無理矢理上から押したそうです。少々痛くても足を伸ばすようにしないと、曲がったまま固まってしまうと言うのです。
私たちは人生で傷つくと、その部分を心の奥にしまい保護しようとします。しかし、そのような自己防衛をすると、傷はいつまでもいやされず、時に歪んだ形で人生に現れていきます。
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