「脱臼 de 横綱」 L.i.C

ある男性が半月板の手術を受けました。
術後、痛みが激しいために耐えかねた彼は、伸ばせない膝をかばうために、枕を挟んでいました。

それを見た医者は「こんなものを入れていたら、いつまで経っても回復しないよ。」

そう言って、枕をどかして、そして、痛みのある膝を無理矢理上から押したそうです。少々痛くても足を伸ばすようにしないと、曲がったまま固まってしまうと言うのです。
 私たちは人生で傷つくと、その部分を心の奥にしまい保護しようとします。しかし、そのような自己防衛をすると、傷はいつまでもいやされず、時に歪んだ形で人生に現れていきます。
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「ダビンチがピンチ」 L.i.C

「……怒り、憤り、悪意、そしり、あなたがたの口から出る恥ずべきことばを、捨ててしまいなさい。」(聖書:コロサイ3:8)

レオナルド・ダ・ヴィンチが絵を描く作業に集中していた時、近所の子どもたちが近くで遊んでいました。

その騒いでいる声が次第にダ・ヴィンチの集中力を邪魔するようになりました。

子どもたちの大声はやむことがなく、とうとう我慢の限界にきたダ・ヴィンチは子どもたちを怒鳴りつけました。
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「でっかい人になっちゃおう!」 L.i.C

ふところの大きな人、広い目を持つ人になりたいと思う。
でも、どうすれば広い目をもつ人になれるのかな?
実は、人は試みに遭うことによって、物事に対する見方や心が変わっていくんだ。

例えば、物質的な試みを受ける前は、貧しさに苦しんでいる人がよく見えない。
だけど、物質的な試みを体験した後なら、貧しい人の痛みがよく見えるようになる。
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