「絶望の中のみことばの力」 L.i.C

1960年代から70年代、アメリカの宇宙計画は次々と実現されていきました。
そんな中、アポロ13号の打ち上げ55時間後、
地球から33万キロメートル離れた場所で、酸素タンクが爆発し、
宇宙船内の大半の酸素が失われてしまいました。
酸素が失われ、電気が切れれば、宇宙船誘導装置が止まり、
永遠のかなたに飛んでいってしまうのです。
乗っている宇宙飛行士たちの死は確実という重大事態です。

アメリカ宇宙航空局(NASA)は半ば諦め、
当時のリチャード・ニクソン大統領は殉職声明文を準備しました。
しかし、このような絶体絶命の危機に遭遇したとき、
乗り組んでいた3人の宇宙飛行士たちはどうしたのでしょうか?

彼らは死の恐怖におののき、ただ手をこまねいて、
地球からの希望の無い支援を待っていたのでしょうか?
いや、そうではありませんでした。
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